ツアー2日目、私たちはミュンヘンからバスに乗り、フュッセンを通過し、さらに南の街シュヴァンガウへ向かいました。
南といっても、そこは山岳地帯であるため、積雪はミュンヘンを超えます。
アルプス山脈も近い場所。日本から持ってきた使い捨てカイロを懐に詰め込みました。ドイツはペットボトルまで洗ってリサイクルするお国柄なのに、カイロ使い捨てでスミマセン。
バスが止まった場所から、幼少期のルートヴィヒ2世が過ごしたホーエンシュバンガウ城が見えました。この城から見る景色がルートヴィヒ2世の妄想を大いに膨らませてしまい、ノイシュバンシュタイン城の建設という快挙(当時は暴挙)に向かわせたかと思うと、なんか感慨深いものがあります。
南ドイツに見られるマイバウム(5月の木)。春の訪れを祝うものらしいけど、今は季節が180度違っています。
ホーエンシュバンガウ城の逆側に、遠くかすむノイシュバンシュタイン城(新白鳥城)。雪化粧の城は、遠目にも美しい白鳥のような姿をのぞかせています。
なぜ“新”白鳥城かというと、もともとは前出のホーエンシュバンガウ城(白鳥の里の城)に対して、新ホーエンシュバンガウ城と呼ばれていたことに由来すると判明。
積雪のため城へ向かうシャトルバスは運行を中止していましたが、馬が白い息を吐きながら引く馬車が何台か往復していました。
・・・どの馬車も、通過したあと妙に馬クサい。
馬車に乗っている人たちはうれしそうですが、馬のお尻が間近にある客席は、臭わないのでしょうか?
私たちはノイシュバンシュタイン城へ徒歩で向かいましたが、道中、無数の馬の落し物(馬糞)が・・・。しかも結構大量の超山盛り状態・・・。馬車で移動中に、前方の馬のお尻からこれが出てくるところを想像すると・・・オエー!
ディズニーランドのお城のモデルになっただけあって、こりゃおとぎ話の城ですね。城内は撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。
城内から城外は撮っていいそうなので、壁に張り付いたなんか分からないフィギュアを撮っておきました。
昼食は、近くのレストランでラビオリみたいな物体。写真では分かりにくいですが、パンや飲み物もあれば30代男が満腹になる程度の大きさです。
クリスマスマーケット目当てのツアーというだけあって、同じテーブルについたのは、相方を含め全部女性。男一人で肩身が狭いかと思えば、向かいに座った学生さん(?)が非常に気を使ってくれて、好印象でした。ありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿