2012年12月2日日曜日

ドイツ4日目:ローテンブルクその3城壁と市庁舎の塔

参考にした紅山雪夫さんの本のおすすめどおり、ブルクガルテンからヘルンガッセ(旦那衆通り)を戻り、マルクト広場の前を通り過ぎて、マルクス塔へ。

マルクス塔
昨夜、閉店していたスーパーマーケットからの戻りでも見たマルクス塔ですが、昼はまた雰囲気が違いますね。

レーダー門
昨夜はライトアップされていたレーダー門。日本の城郭みたく、水をたたえたお堀の上に建っています。


マルクス塔の脇の城壁入口
そのレーダー門の脇から、ソリではしゃぐ大のドイツ人を無視して城壁の上へ。

この城壁は、外国人をふくむさまざまな人々の寄付で修復されたとのこと。

バブル期の日本人の寄付
城壁には、寄付した人々の名前が、パネルとなって埋め込まれているのですが、バブル期の日本人(個人名)の寄付がやたら多いです。

この世代の人たちの借金と年金を払うために、現在の若者たちが苦しめられていることを思うと、少し切なくなります。日本を修復してほしいですね。

シュピタール門
ローテンブルクの城壁の門のうち、もっとも大きいシュピタール門。内部も自由に見学できて、大砲などが配置してあったりします。

シュピタール門から街中へ戻り、マルクト広場へ向かいます。

市庁舎展望台:入口から出口
市庁舎の塔上の展望台が、ローテンブルクの街を見渡せる絶好のポイントとのことなので、登ってみました。まず入口が分かりにくいですが、矢印のあたりです。途中から20人の入場制限があります。

入場制限区域に入ると、すれちがうのも一苦労の、やたらせまい螺旋階段を登ります。螺旋階段の終点におばちゃんが待っているので、入場料を払い、最後はほぼハシゴな階段を展望台へ上がることになります。

ローテンブルク市庁舎からの眺め
しかし、展望台からの眺めは、すばらしいの一言。遠く街を囲む城壁の、さらに向こうまで見えます。

スリリングな市庁舎
 なお、腰くらいまでの手すりがあるのですが、この日は吹雪いていたこともあり、かなりスリリングな状態でした。マフラーなどは、飛ばされないように注意が必要です。カメラを落とせば国際問題になりかねません。

あまりに感動した私は、おばちゃんに思わず親指立てて「イッツ グレイト!」。

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