ドイツへの旅に持って行った我がガジェットは、iPod Touch G4(第4世代)とKindle Touch 3G International(国際版)の2つです。この記事には遠慮なく専門用語が出てきますので、興味のない人は読み飛ばしてください。
最初に、ドイツで体感したWiFi事情をざっと書いておきます。
ローテンブルク、ニュルンベルクのホテルでは、部屋番号とラストネームの入力でWiFiは無料になりました。ミュンヘンのホテルではWiFiを一日使うのに16ユーロ必要でしたが、キャンペーンで無料に。
シュトゥットガルトのホテルは、WiFiを使用する時間がなかったこともあり、記憶にありません。
ツアーに組み込まれたレストランでは、無料WiFiは使用できなかったように思われます。
今回利用したANAの座席指定変更は24時間前から可能なので、帰りの便の座席は、ニュルンベルクのホテルからWiFi経由で、AppleのiPod Touch G4を使って変更しました。
ドイツからの帰りは10時間超の長時間フライトです。エコノミーでも少しは快適に乗りたいでしょう?
もう一つ、ドイツで活躍したガジェットが、AmazonのKindle Touch 3G International(国際版)です。
アマゾン・ジャパンから後継機のKindle PaperWhite 3Gが発売されたことで、日本語の扱いに劣るKindle Touch 3G Internationalの購入を後悔している人もいるみたいですが、よく海外旅行をする貧乏人(変な表現ですね)には、Kindle Touch 3G Internationalはすばらしい機種だと思います。
なぜなら、Kindle Touch 3G Internationalは、後継機のKindle PaperWhite 3G(米国版のぞく)にはない、無料の国際ローミング機能をもっているからです。
日本国内でKindle Touch 3G Internationalが使用する回線は、上のスクリーンショットのとおりDOCOMOとSoftBankから選択可能です。
一方、後継機のKindle PaperWhite 3Gは、DOCOMOしか使用することができません。
次に、ドイツ国内でKindle Touch 3G Internationalが選択可能な回線は、上のスクリーンショットのとおり。特に回線契約などしなくても、画面に入りきらない数の回線から無料で選択できます。
一方、Kindle PaperWhite 3Gは、そもそもドイツ国内ではそのまま通信することができません。
Kindle Touch 3G InternationalもKindle PaperWhite 3Gも、3G経由の場合は通信先がアマゾンやウィキペディアに限定されますが、現地のどこでも無料でウィキペディアを引くことができるのは、非常に便利です。
バスやサービスエリアで、ノイシュヴァンシュタイン城の名前の由来を調べたり、狂王ルードヴィッヒ2世のおいたちを調べたり、自動車部品大手ボッシュ社の沿革を調べたり、街の見どころを調べたり。たまには読書もできますし(笑)。
ウィキペディア上の掲載写真も、制限やストレスなくダウンロード可能でした。
Kindle Touch 3G Internationalでは、ソフトウェアキーボードで日本語を入れられないって?日本語のウィキペディアの索引ページをブックマークしておけば問題解決です。
回線会社から国際ローミングの多額請求が行くだろう米国Amazonには、感謝の言葉もありません。制限強化しないでくださいね。
もう一つ驚いたのは、Kindle Touch 3G Internationalの時刻設定(タイムゾーン)が、自動的に現地時刻に変更されていたことです。
なお、お金持ちな人は、現地でレンタル端末を借るとか、国際ローミングの割高な通信費を払った方が、より便利でしょう。
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