2012年12月2日日曜日

ドイツ4日目:ローテンブルクその2ブルクガルテン

徹夜でローテンブルクの予習をして、限られた時間を最大限に活用する観光コースを作成した私。イタリアとフランスでもお世話になった紅山雪夫さんの本にローテンブルクのおすすめ観光コースが紹介されているので、大いに参考にさせてもらいました。

雪化粧のローテンブルク
夜のうちに雪が降ったらしく、ローテンブルクの街は、うっすらと雪化粧していました。

ローテンブルク市庁舎前
昨夜のクリスマスマーケットの盛況さが嘘のように、静けさただよう市庁舎とマルクト広場。


ケーテ・ウォルファルトのバス
年中クリスマス用品を売るケーテ・ウォルファルトのバス。

上の写真の奥方向へ向かう通りが、ヘルンガッセ(旦那衆通り)です。突き当たりには、かつてこのローテンブルクを統治した支配者の城跡(ブルクガルテン)があります。

城マニアとして、まずはブルクガルテン、直訳して「城の庭園」は外せません。リチャード獅子心王、フィリップ尊厳王とともに第三回十字軍に参加したフリードリヒ赤髭王(バルバロッサ)ゆかりの地です。

写真は、ブルクガルテン入口に立つブルク門。幼少期のフリードリヒは、「ローテンブルクの童子」と呼ばれており、かつてこの地に建っていた城に住んでいたそうです。

ブルクガルデン
・・・まあ、現在は何もありませんが。廃墟があっただけ、ハイデルベルク城の方がマシという惨状。しか~し、私には見えますよ、壮麗なフリードリヒ・バルバロッサの城が!

吹雪いてきたため、「もう次に行こうよ」と怒り出す相方をなだめながら、これ以上ねばると殺されるという状況のとき、ふと脇に目をやると・・・

吹雪にかすむローテンブルクの街並み
吹雪にかすむローテンブルクの街並みが見えました。ブルクガルテンは、三方を谷に囲まれた防御に適した高台の上にあるのです。こんな絶景がすぐそばにありながら、雪のカーテンのため気付きませんでした。

美しい街並みに、寒さも忘れます。フリードリヒ・バルバロッサも、こんな景色を眺めながら過ごしたのでしょうか。フリードリヒ・バルバロッサの知略により、相方の怒りもとりあえず収まったようです。

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