夕食のあとは、車で移動中に化粧品の紹介をはじめる添乗員さん(60代韓国人女性)。韓国ではカタツムリのクリームがブームらしいです(アマゾンでも売ってます)。来年の梅雨には、顔に30匹くらいカタツムリを乗せてみたいと思います。
まだまだ続くしつこい勧誘にげんなりしながら、ようやくホテルに着きました。
荷物と添乗員さんから解放されて、小おどりしながら地下鉄へ。
ソウルの地下鉄の券売機は、日本語も選択できて便利です。ハングルはさっぱり読めませんが、駅には番号が併記されているため、迷うことはありません。
紙の切符が廃止された韓国では、券売機でプラスチック製(?)のカードの切符を購入します。このカードを返却すると500ウォンが返金され、カードは再利用されます。これは日本も見習うべき仕組みかもしれません。
世宗路に立ち、夕焼けに染まるソウル中心部を見つめる韓国の英雄・李舜臣の像。
李舜臣は、豊臣秀吉の朝鮮侵攻を撃退し、非業の戦死を遂げた韓国水軍の将軍です。像の周辺は噴水になっており、その知略で容赦なく韓国のお子様たちを水攻めにしていました。
李舜臣の像の背後に鎮座する、この通りの名前「世宗路」の由来にもなった世宗の像。15世紀にハングル(文字)を開発した朝鮮王朝時代の王様です。韓国ではハングルが開発されるまでは漢字が使用されていました。
徳寿宮(トクスグン)の正門・大漢門。お隣の国だけあって、日本寺院の正門の造り方にも、どことなく似ていますね。
徳寿宮の正殿・中和殿。20世紀初頭、中世の宮殿跡地に作られ、近代朝鮮の歴史の舞台となった場所です。
ソウルには、この徳寿宮のような朝鮮王朝時代の王宮の跡地が5つあり、五大宮と呼ばれています。その5つの王宮とは、徳寿宮に加えて、景福宮(キョンボックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、昌徳宮(チャンドックン)、慶熙宮(キョンヒグン)とされます。
なぜか一部のガイドブックでは、慶熙宮の代わりに霊廟である世界遺産・宗廟(チョンミョ)を五大宮としている場合があります。
なお、今回の旅行では、宗廟のほか五大宮をすべて回ります。
日が落ちてライトアップされる李舜臣の像。
光の色が数秒ごとに変わる仕組みで、美しいイリュージョンに惹かれて集まってくるカップルを水攻めにして、恋人ムードを高めるという計略のようです。
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