モン・サン=ミシェルの朝は、パリよりもさらに肌寒く感じました。ホテルの朝食は、クロワッサンなどのパンがとてもおいしいです。粗末なイタリアの朝とは大違いです。
前日に、夕暮れ時と夜のライトアップを見ている世界遺産モン・サン=ミシェルですが、朝もまた、たいへん美しいお姿。
朝日を浴びて、ひかり輝くモン・サン=ミシェル。
駐車場でバスを降りると、入口付近で私たちを迎えるようにはためく日本国旗が見えました。日本を代表するサラリーマンである私を、フランスは国旗を掲揚して歓迎しているようです。
※本当は、地元フランスのテレビ局が着物の女性まで用意して、日本をテーマにした取材を、なぜかモン・サン=ミシェルで行っていたのでした。北野たけし監督でも来るのでしょうか。
島を囲む城壁の上から見た駐車場。写真奥の方向に、昨夜のホテルもあります。
城壁を歩いて、島の中心にある修道院へ向かいます。
城壁沿いには、軍事施設が点在しています。百年戦争など、海の向こうにあるイギリスとの戦争において、ここが重要な軍事拠点だったことがうかがえます。
そんな無骨な城壁にも、ところどころに修道院を思わせるものがしつらえられています。
修道院を中心とする城壁を、円を描くように100度~120度ほど回ったところ。修道院の尖塔の先に立つ大天使ミカエルの像が、どうにか判別できるくらいの距離になってきました。
さあ、ここが修道院の入口です。
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