ヴェルサイユ宮殿で見逃せないのが、絢爛豪華な鏡の回廊です。
これが、鏡の回廊です。無数のガラス細工のシャンデリアが並んでおります。
天井はルイ14世の治世を賞賛する絵画で彩られ、窓側には黄金の燭台が並んでいます。
窓の外には、ヴェルサイユの庭園が見渡す限り続いています。
鏡の回廊の終点には、背後に立つ暗殺者や、回廊を右折してくる自動車がすぐに見えるように、湾曲した鏡のような物体がありました。これもルイ14世の優しい心遣いでしょう。
鏡の回廊を脇にそれたところにある牛眼の間。写真中央あたりにある楕円形の窓がその名の由来だとか。
鏡の回廊に隣接する王の寝室のベッド。お値段以上のニトリには売っていないと思います。
王妃の衛兵の間。 王妃がおぼれてもすぐに救助できるよう、センスの良い浮き輪が準備されています。
戴冠の間にある、ダヴィッドの名作「ナポレオン1世の戴冠」。これを見たとき、私は感動で体が震えました。
1階に下りる階段の手前にある、ダメアメリカ人の迷作「こりゃいかん(仮名)」。これを見たとき、私は怒りで体が震えました。
絢爛豪華な宮殿のいたるところに、これでもかと飾られたアート作品の数々は、フランスの歴史の重みを全力でぶち壊しておりました。アート作品についての解説は、あまり本気にしないようにお願いします。
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