シャルトル大聖堂を後にして、バスは次の世界遺産、モン・サン=ミシェルへ向かいます。
シャルトルの街中で見かけたマルソー(?)という人の銅像。フランス革命期にシャルトルで生まれたプチ有名な将軍らしいですが、全く存じ上げません。パリの地下鉄にも、彼の名に由来する駅があるそうです。
パリ郊外のシャルトルを離れ、秋空のフランスを北へ移動します。
はるか遠く、緑の野原のむこうに、かすんで見える巻きグソみたいな影が、目指すモン・サン=ミシェルです。例えが悪くて、すみません。
モン・サン=ミシェル近郊の田舎街。目的地までは、あとわずかです。
今夜のホテルです。残念ながらモン・サン=ミシェルの島内に泊まることはできませんでしたが、すぐ近くにスーパーマーケットもあり、モン・サン=ミシェルまで歩いて2キロメートル程度という立地の良さ。
ホテルに荷物を置いたら、いよいよ夕焼けのモン・サン=ミシェルに向かいます!海風のせいか、パリよりも少し肌寒く感じます。
現地案内板で見ると、ホテル街とモン・サン=ミシェルの位置関係がわかると思います。
どこまでも続く潟と海の上、静かに、そして荘厳にたたずむ巻きグソ。
この世のものとは思えない美しさ・・・。なぜか、私の頭の中で、「天空の城ラピュタ」のテーマがエンドレスで流れていました。地球はま~わ~る~
モン・サン=ミシェルまで、道の左右には湿原と草地が果てしなく広がっています。
草地では、頭部の黒いヒツジさんたちが放し飼いになっていました。写真は、仲間のヒツジさんたちから呼び出され、陰湿なイジメにあっているヒツジさん(写真左)。
不思議なことに、ヒツジさんたちは5分くらいこの状態のまま静止していたので、私たちは客寄せの作り物ではないかと思ったほどでした。おそらく、先に動いた方がやられる、という緊迫した状況だったのでしょう。みんな、ケンカなんかしないで、仲良くおいしい羊肉になりましょうよ!
ちなみに、羊肉は現地の名産品です。
次回は、いよいよ世界遺産モン・サン=ミシェルの偉容に迫ります。
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