ニンフェンブルク城からマリエン広場に戻ったところで、昼食の集合時間を20分ほど過ぎてしまっていました。
あらかじめ添乗員さんには、間に合わなかったら先に行って欲しいと伝えていたものの、ツアー料金に含まれるソーセージの盛り合わせを逃すのが惜しくなった相方と私は、必死に昼食の店を探しました。
その昼食の店というのが、かの有名なビアホール「ホーフブロイハウス」です。アドルフ・ヒトラーが1920年にナチスの旗揚げとされる大集会を開いた場所だと、アサヒビールさんのサイトにも紹介されています。
ヒトラーが大集会を開き、多くの聴衆が彼の演説に熱狂したという場所が、ここです!
今日は団体客少なめですか?これだけだだっ広いと、かえって若干さびしいですね。
そして、これが私と相方を走らせたソーセージの盛り合わせです。なんとかメインディッシュには間に合ったようです。
2012年12月3日月曜日
ドイツ5日目:再びミュンヘンその2ニンフェンブルクを後にして
ニンフェンブルク城の1階にあるおみやげコーナーでは、日本からのツアー客とおぼしきおばちゃんの団体が、普段はいかにも使いづらいニンフェンブルク城柄のハンカチやら絵葉書などをもって、レジの前に長くてにぎやかな列を作っていました。
パンフレットを買うために、騒がしいおばちゃんに囲まれて列に並ぶ私。
ひとりで黙々とおばちゃんを処理していくレジ係の黒人女性。
オセロならば、私もレジ係も騒がしいおばちゃんになってしまう状況です。相方はすでに知らないおばちゃんとハンカチの論評中。
庭園側から見たニンフェンブルク城のエントランス。
パンフレットを買うために、騒がしいおばちゃんに囲まれて列に並ぶ私。
ひとりで黙々とおばちゃんを処理していくレジ係の黒人女性。
オセロならば、私もレジ係も騒がしいおばちゃんになってしまう状況です。相方はすでに知らないおばちゃんとハンカチの論評中。
庭園側から見たニンフェンブルク城のエントランス。
ドイツ5日目:再びミュンヘンその1ニンフェンブルクへの道
ドイツ最終日、夕方のフライトまで昼食のソーセージ盛り合わせをはさんでミュンヘンで自由行動です。
私と相方は、初日にミュンヘンの市庁舎周辺やクリスマスマーケットに行っていたため、郊外のニンフェンブルク城に行きたいと考えていました。昼食まで1時間半程度しかないので、間に合わなければソーセージ盛り合わせはあきらめます、と添乗員さんに告げて出発しました。団体行動を乱して申し訳ないのですが、城マニアとしては外せないのです。
前日に調べておいたトラム(路面電車)の駅に向かう途中、不思議なものがありました。
私と相方は、初日にミュンヘンの市庁舎周辺やクリスマスマーケットに行っていたため、郊外のニンフェンブルク城に行きたいと考えていました。昼食まで1時間半程度しかないので、間に合わなければソーセージ盛り合わせはあきらめます、と添乗員さんに告げて出発しました。団体行動を乱して申し訳ないのですが、城マニアとしては外せないのです。
前日に調べておいたトラム(路面電車)の駅に向かう途中、不思議なものがありました。
道路とトラムに挟まれた小さな広場に4体の銅像が並んでおり、うち1体に、写真では見づらいかもしれませんが、ロックの帝王・マイケルジャクソンの写真がやたらと貼ってあります。
2012年12月2日日曜日
ドイツ番外編:ドイツで活躍したガジェットたち
ドイツへの旅に持って行った我がガジェットは、iPod Touch G4(第4世代)とKindle Touch 3G International(国際版)の2つです。この記事には遠慮なく専門用語が出てきますので、興味のない人は読み飛ばしてください。
最初に、ドイツで体感したWiFi事情をざっと書いておきます。
ローテンブルク、ニュルンベルクのホテルでは、部屋番号とラストネームの入力でWiFiは無料になりました。ミュンヘンのホテルではWiFiを一日使うのに16ユーロ必要でしたが、キャンペーンで無料に。
シュトゥットガルトのホテルは、WiFiを使用する時間がなかったこともあり、記憶にありません。
ツアーに組み込まれたレストランでは、無料WiFiは使用できなかったように思われます。
今回利用したANAの座席指定変更は24時間前から可能なので、帰りの便の座席は、ニュルンベルクのホテルからWiFi経由で、AppleのiPod Touch G4を使って変更しました。
最初に、ドイツで体感したWiFi事情をざっと書いておきます。
ローテンブルク、ニュルンベルクのホテルでは、部屋番号とラストネームの入力でWiFiは無料になりました。ミュンヘンのホテルではWiFiを一日使うのに16ユーロ必要でしたが、キャンペーンで無料に。
シュトゥットガルトのホテルは、WiFiを使用する時間がなかったこともあり、記憶にありません。
ツアーに組み込まれたレストランでは、無料WiFiは使用できなかったように思われます。
今回利用したANAの座席指定変更は24時間前から可能なので、帰りの便の座席は、ニュルンベルクのホテルからWiFi経由で、AppleのiPod Touch G4を使って変更しました。
ドイツ4日目:ニュルンベルクその2クリスマスマーケット
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、ドイツ最大といわれるだけあって、旅の最後の夜にふさわしいものでした。ミュンヘンやシュトゥットガルトのクリスマスマーケットも大規模で盛況なものに見えましたが、あきらかにそれらを超えています。
みぞれ状の雪が降るあいにくの天気でしたが、中央広場は、たいへんな混雑となっていました。
聖母教会の前にそびえるのは、クリスマスツリーとみまごうばかりの高さ19メートルの噴水「美しの泉」。クリスマスマーケットに来た旅行者は、美しの泉を背景に、記念撮影するのが決まりみたいです。
みぞれ状の雪が降るあいにくの天気でしたが、中央広場は、たいへんな混雑となっていました。
ドイツ4日目:ニュルンベルクその1カイザーブルク
ローテンブルクで昼食をとった後は、ニュルンベルクへ向かいます。
写真は、昼食の卓上にあったくるみわり人形たち。
ニュルンベルクでは、どうしても行きたい場所がありました。街の北にあるカイザーブルクです。
カイザーブルクの内部は博物館になっており、冬期は午後4時までの開館。ホテルに着いたのが午後3時20分。添乗員さんにカイザーブルクに急ぐ旨を告げ、ツアーと別れて地図を片手に相方と猛ダッシュしました。
猛ダッシュしながら撮影したシュビットラー門。
写真は、昼食の卓上にあったくるみわり人形たち。
ニュルンベルクでは、どうしても行きたい場所がありました。街の北にあるカイザーブルクです。
カイザーブルクの内部は博物館になっており、冬期は午後4時までの開館。ホテルに着いたのが午後3時20分。添乗員さんにカイザーブルクに急ぐ旨を告げ、ツアーと別れて地図を片手に相方と猛ダッシュしました。
猛ダッシュしながら撮影したシュビットラー門。
ドイツ4日目:ローテンブルクその3城壁と市庁舎の塔
参考にした紅山雪夫さんの本のおすすめどおり、ブルクガルテンからヘルンガッセ(旦那衆通り)を戻り、マルクト広場の前を通り過ぎて、マルクス塔へ。
昨夜はライトアップされていたレーダー門。日本の城郭みたく、水をたたえたお堀の上に建っています。
昨夜、閉店していたスーパーマーケットからの戻りでも見たマルクス塔ですが、昼はまた雰囲気が違いますね。
ドイツ4日目:ローテンブルクその2ブルクガルテン
徹夜でローテンブルクの予習をして、限られた時間を最大限に活用する観光コースを作成した私。イタリアとフランスでもお世話になった紅山雪夫さんの本にローテンブルクのおすすめ観光コースが紹介されているので、大いに参考にさせてもらいました。
夜のうちに雪が降ったらしく、ローテンブルクの街は、うっすらと雪化粧していました。
2012年12月1日土曜日
ドイツ3日目:ローテンブルクその1クリスマスマーケット
中世の城塞都市ローテンブルクに着きました。バスを降りれば、そこは騎士の時代にタイムスリップしたかと錯覚させるような街並みです。
ホテルに着いたのは4時過ぎ。城壁内のホテルから見るドイツの夕日は、息をのむほどに美しい街を優しく照らしていました。
ローテンブルクは、中世の街並みがなければ単なる田舎です。レセプションの女性に聞いた城壁外の最寄りスーパーに向かったものの、土曜日は平日よりも早い午後6時閉店だったらしく結局断念。翌日は日曜日のため休業とのこと。キリスト教圏では、日曜日は安息日のため、みやげ物屋以外は閉店なのです。
閉店のスーパーマーケットからマルクト広場のクリスマスマーケットへ向かう途中の、夜のマルクス塔周辺。ロマンチックな雰囲気でしょう?
ドイツ3日目:ハイデルベルク大学
庭園(シュロスガルデン)側から別のルートを通ってハイデルベルク城を下り、昼食の集合場所に向かいます。
ハイデルベルク大学前の広場にはクリスマスマーケットの屋台が並び、お昼時なためか、かなりのにぎわいでした。ドイツ人ですし詰め状態です。
急ぐ私をつぶらな瞳で見つめてきた厚着のシロクマくん。
ドイツ3日目:ハイデルベルク城
トイレ休憩という名でツアーお約束の免税店への強制入店を完了したら、いよいよハイデルベルク城へ。
迫り来る廃墟・・・じゃなかった、城壁を見ながら歩くのは、中世のロマンにひたれて良いです。まあ、帰りもケーブルカーには乗っていないので比較できませんが。
城壁上のテラスからは、ハイデルベルクの街並みが見渡せます。カール・テオドール橋もバッチリ見えます。
ドイツ3日目:ハイデルベルクの街
ツアー3日目。ハイデルベルクに向かう前に、午前8時ごろのシュトゥットガルトを見に出かけました。
土曜日の朝ということもあってか、昨日のにぎわいが嘘のように閑散としたクリスマスマーケット会場。屋台もすべて閉まっています。再びひらくのは、午前11時ごろとのこと。
夜はよく見えなかった シュトゥットガルトの新宮殿。
ホテルに急ぎ戻ると、今度はハイデルベルクへ出発です。
土曜日の朝ということもあってか、昨日のにぎわいが嘘のように閑散としたクリスマスマーケット会場。屋台もすべて閉まっています。再びひらくのは、午前11時ごろとのこと。
夜はよく見えなかった シュトゥットガルトの新宮殿。
ホテルに急ぎ戻ると、今度はハイデルベルクへ出発です。
昨日寄ったサービスエリアの有料トイレでも気になっていたのですが、ハイデルベルクへの道中のサービスエリアでも、男子トイレには、なぜか上の写真の自動販売機がありました。ドイツ語なのになぜか読めてしまう「Kondome」の文字。間違いなくそれと分かるパッケージ。
2012年11月30日金曜日
ドイツ2日目:シュトゥットガルトのクリスマスマーケットその2
これからドイツのクリスマスマーケットに行くという方には、ソーセージの種類を覚えていくことを強くオススメします。
ほとんどの屋台には、看板下などにドイツ語でメニューが書かれており、日本語はおろか英語のメニューもありません。かろうじて値段(ユーロ)は読み取れるものの、発音すらできない記号状態です(私は大学でドイツ語を勉強したはずなんですがこの体たらく)。
屋台の手前側でソーセージを焼いている場合は、屋台のオヤジに「ジスワン、プリーズ(これよこせ)」とか言っていればいいのですが、ソーセージの焼き場は屋台の奥にある場合が多く、「ザット、ザット(あれあれ)」とか指差しながら無様に注文するか、ドイツ人客が注文した後に、指差しながら「セイムワン、プリーズ(同じヤツよこせ)」とか言うしかありません。
ソーセージの種類が載ったガイドブックなどを駆使する手もあると思います。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットでは、注文に協力してくれそうなドイツ人がいなかったため、結局なんとか読めた「グリル・ビーフ」を買いました。厚焼きのステーキをパンで挟んだものですが、肉の焼き具合が絶妙で、妙にうまかったです。
ドイツ2日目:シュトゥットガルトのクリスマスマーケットその1
壮麗なノイシュヴァンシュタイン城を後にして、ツアーバスは北へ出発。ダイムラーやポルシェ、ボッシュなどの本社がある工業都市シュトゥットガルトへ向かいます。
途中、アイスバーンになったアウトバーンでトイレ休憩のため、サービスエリアに立ち寄りました。
ここで衝撃の事実が・・・
電車(Sバーン)や地下鉄(Uバーン)や路面電車(トラム)に改札がないドイツですが、代わりになんと、サービスエリアのトイレに改札があるではないか!!
途中、アイスバーンになったアウトバーンでトイレ休憩のため、サービスエリアに立ち寄りました。
ここで衝撃の事実が・・・
ドイツ2日目:ノイシュバンシュタイン城(シュヴァンガウ)
ツアー2日目、私たちはミュンヘンからバスに乗り、フュッセンを通過し、さらに南の街シュヴァンガウへ向かいました。
南といっても、そこは山岳地帯であるため、積雪はミュンヘンを超えます。
アルプス山脈も近い場所。日本から持ってきた使い捨てカイロを懐に詰め込みました。ドイツはペットボトルまで洗ってリサイクルするお国柄なのに、カイロ使い捨てでスミマセン。
バスが止まった場所から、幼少期のルートヴィヒ2世が過ごしたホーエンシュバンガウ城が見えました。この城から見る景色がルートヴィヒ2世の妄想を大いに膨らませてしまい、ノイシュバンシュタイン城の建設という快挙(当時は暴挙)に向かわせたかと思うと、なんか感慨深いものがあります。
南といっても、そこは山岳地帯であるため、積雪はミュンヘンを超えます。
アルプス山脈も近い場所。日本から持ってきた使い捨てカイロを懐に詰め込みました。ドイツはペットボトルまで洗ってリサイクルするお国柄なのに、カイロ使い捨てでスミマセン。
バスが止まった場所から、幼少期のルートヴィヒ2世が過ごしたホーエンシュバンガウ城が見えました。この城から見る景色がルートヴィヒ2世の妄想を大いに膨らませてしまい、ノイシュバンシュタイン城の建設という快挙(当時は暴挙)に向かわせたかと思うと、なんか感慨深いものがあります。
2012年11月29日木曜日
ドイツ1日目:ミュンヘンのクリスマスマーケット
今回は相方の希望により、11月29日~12月4日の4泊6日で、ドイツの冬の風物詩であるクリスマスマーケットをめぐるツアーに参加しました。
冬のドイツは日本以上に日が短くなっているため、夏場より一人あたり10万円近く旅行代金が安いとはいえ、観光時間が制限されるから少しもったいないかな、とか思っていましたが、昼も夜も楽しめる超ハードな海外旅行となりました。とりあえず、旅行記をどうぞ。
朝6時に自宅を出発し、ANA機に乗り成田経由で12時間かけてドイツのミュンヘン空港へ到着。
11月末のドイツは日本より寒い。ミュンヘンは、もっと寒い。オーストリアに近いミュンヘンは、ほぼドイツの南端に位置しますが、アルプス山脈はもう間近。北のベルリンより南のミュンヘンの方が寒かったりするもよう。ミュンヘン空港のバスターミナルでは、小雪がちらついていました。
ホテルへ向かう道中、サッカースタジアム(アリアンツ・アレーナ)が見えました。本来の色は白ですが、試合の開催日はホームチームの色にライトアップされるそう。この夜はブンデス・リーガのチーム・バイエルン・ミュンヘンのクラブカラーである赤に染まっていました。
冬のドイツは日本以上に日が短くなっているため、夏場より一人あたり10万円近く旅行代金が安いとはいえ、観光時間が制限されるから少しもったいないかな、とか思っていましたが、昼も夜も楽しめる超ハードな海外旅行となりました。とりあえず、旅行記をどうぞ。
朝6時に自宅を出発し、ANA機に乗り成田経由で12時間かけてドイツのミュンヘン空港へ到着。
11月末のドイツは日本より寒い。ミュンヘンは、もっと寒い。オーストリアに近いミュンヘンは、ほぼドイツの南端に位置しますが、アルプス山脈はもう間近。北のベルリンより南のミュンヘンの方が寒かったりするもよう。ミュンヘン空港のバスターミナルでは、小雪がちらついていました。
ホテルへ向かう道中、サッカースタジアム(アリアンツ・アレーナ)が見えました。本来の色は白ですが、試合の開催日はホームチームの色にライトアップされるそう。この夜はブンデス・リーガのチーム・バイエルン・ミュンヘンのクラブカラーである赤に染まっていました。
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